spam をバウンスしないでください
spamをバウンスすることは spam を中継していることになります。
ウイルスの警告メイルも迷惑です。送らないでください。 //wiki.tokai-ic.or.jp/hiki.cgi?AbuseIsp
1. 基礎知識
anti-spam 5原則 -- なぜspam対策するのか -- spam/基礎知識 -- spam対策の常識 -- spam/SeminarWiki
2. 撃退術あれこれ
spam撃退術は総合格闘技のようなものです。 相手(spam送信者)は犯罪者です。 相手によって効果のある技が違います。 技を組み合わせると効果を発揮します。 反則技を使ってきます。判別に便利です。
MTAでspamを撃退する方法 -- Greylisting, お馴染さん方式, 簡易遅延方式 ... Best way to end spam
tcp 接続を拒否する方法 -- DNS 逆引き情報を利用して、 tcpserver で接続を拒否します。
ルータでspamを撃退する方法 -- 接続頻度などで判断します。おとりサーバに誘導する方法もあります。
2.1. spam 対策のための手段
2.2. 受信しないために
anti-spam router: ルータでの遮断
2005-02-01 前野年紀
過去記事
2.3. お勧めの撃退法
以下の方法を組み合わせるのが効果的です。 各種の資源に負荷をかけないで、spamを判別する方法です。 WIT2008
複数のSMTPサーバ を用意する
できれば MX fallback 判定 をする (MX 遷移検査) あるいは Nolisting を使う
helo/ehlo パラメタを調べる helo情報の検査
ゆっくり対応する (greet pause, throttling, tarpitting)と有効なことがあります。
これらを使うにしても、spam/ホワイトリストは作っておくのがいいでしょう。
IPアドレスの属する国を調べてくれる/GeoIPも参考にはなるでしょう。
2.4. 逆引き検査はお勧めしません
DNS/逆引き検査はお勧めしません。 spam対策/逆引き検査
- DNS逆引き設定は義務ではありません。メイル(送信サーバ)管理者の権限外かもしれません。
- 一般論として、DNS(逆引き)設定はまともとはいえない状態です。
- ネットワーク(DNS)に過大な負荷がかかります。
- helo では判別しづらいときなど、限定された局面でだけ使うようにしてください。
このため 非通知遅延再送要求方式 はお勧めしません。
代わりに helo情報の検査 による再送要求を勧めています。
2.5. 判別法あれこれ
組み合わせると効果をより発揮させられます。副作用を軽くできます。
能動的spam判別法と受動的spam判別法 相手(spam送信者)は犯罪者です。
- 反則技を使ってきます。しかし、それらは判別に利用できます。
MX fallback 判定が有効です。 複数のSMTPサーバを置いて、spamへの対応を分別すると対応しやすくなります。
ルータでspamを撃退する方法 -- 接続頻度などで判断します。
MTAでspamを撃退する方法 -- お馴染さん方式, 非通知拒否方式, Greylisting 遅延再送要求方式 ...