「ゆっくり対応する」: いちげんさんにはゆっくり対応します。(牛歩戦術)
SMTP接続開始時にサーバからの開始メッセージ(greeting)送信を遅らせる(*)ことにより、 greeting を待たずに helo/ehlo を送ってくるspam を検出することができます。 また、接続をあきらめる相手も結構あります。
(*)遅延は 2, 3 秒で十分です。
牛歩戦術: SMTP セッション全体をスローダウンすると、以下の効果があります。
- 単位時間あたりの spam 受信数』を減らします。(throttling)
- spam 送信ホストに負荷をかけます。(tarpitting こちらの負荷にもなります。)
- spam 送信ホスト(プログラム)に SMTP セッションを途中で放棄させます。
結果として、一時エラーを返事する状況が減ります。
どれくらいの遅延をいれると効果があるか:
- 長いほど相手があきらめてくれる可能性が増えますが、 自システムの資源(メモリなど)を占有しますので、ほどほど(10 秒程度)にします。
再接続の状況 を見ると、こちらでは 40% くらいの spam 接続に対して効果がありました。
http://spamthrottle.qmail.ca/ Spam throttling for qmail