spam を受信することは大きな負担になります。 特にメイルサーバの負荷が増大します。 なるべく受け取らないようにしたいものです。 -- MTAでspamを撃退する方法
1. 受信してしまった spam の始末
spam は多くの場合、発信者に偽のアドレスを使っています。
宛先が不明だからと言って、(詐称された)発信者にバウンスしてはいけません。
- バウンスするなら spam や ウィルスでないことを確認してからにしてください。
- ウィルスだと分ったら、捨ててください。警告を送るのも余計です。
- spam でないとはっきりしている場合だけ、バウンスしてください。
『自サイトから発信されているメイルは、宛先不明のときバウンスする』 ということをしているところもあります。 『外部』には迷惑にならないからでしょう。
1.1. spam 判定ツールの限界
spam/統計的フィルター : spam 判定のあやまりの可能性があります。
spam/ルール式フィルター : spam 判定のあやまりの可能性があります。
spam/協調型フィルター : 時間的な遅れがあります。
spam はできるだけ受信しないようにしたいものです。
http://www.e-filtrate.com/salesletter2.html 送る側も真剣です
1.2. バウンスを受信拒否/検出する
バウンスとして、spam を送ってくるサイトがあります。 (かつての第三者メイルの中継と同じくらいまずいことです。) 発信時に特別のマークを付けておいて、マークのない[:バウンスメイル]は受信しない、 あるいは受信アドレスに配信しなという方法もあります。
Message-Id の形式を検査するだけでもある程度判定できるはずです。
1.3. spam を報告する
spam 送信のあったことを協調型のデータベースに報告しましょう。