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#pragma section-numbers 2
<<TableOfContents()>>

== なぜ CNAME を使うべきでないか ==
  [[DNS/RFC1912]]   [[DNS/RFC2181]]

  [[DNS/CnameWrong|CNAME の間違った使い方]]

[[/間違った説明]]

RFC 1912 は間違っているという議論も
　http://www.mengwong.com/misc/rfc1912-is-wrong.html

https://en.wikipedia.org/wiki/CNAME_record

=== CNAMEを使ってはならないケース (RFC) ===
 * NSレコード, MX レコードの値は別名にしてはならない http://RFC/rfc2181/s10.html RFC 2181 10.3. など
 * PTR レコードの値は別名にしてはならない
 * CNAMEレコードの値は別名にすべきではない [[DNS/RFC1034/3]] 3.6.2
 
=== CNAMEレコードは他のデータと共存させられない ===
別名に対してMXレコードは設定できない(無視される)。

ドメインそのものを CNAME ラベルにするのは論外です。[[/ドメイン名の例]]

http://jprs.jp/tech/material/rfc/RFC4035-ja.txt　（DNSSEC対応のための拡張）

=== CNAME を使うとどうなるか ===
期待通りに動かないだけでなく、無駄なネットワークトラフィックを発生します。
 * 別名だったことを忘れて、NS, MX, PTR, CNAME レコードの値に使うと困ったことになります。
 * DNS root server, gTLD serverに負荷をかけることにもなります。

 http://D/notes/aliases.html  Domain Name Systemに関するノート(別名 DJB) 

=== もっとまずいことも ===
CNAME 返答には本名に対するレコードをanswer section につけてよいそうです。（RFC 1034 確認中）
　このレコードは毒かもしれません。受け入れると毒盛される可能性があります。
　　BINDなどでは捨てているそうですが、簡単な確認方法を持っていないので、確認できていません。

== よく使われている www ==
[[DNS/www/調査]]

== こういう使い方はどうなのか ==
CNAMEの指す先が外部名（ゾーンかも）

CNAMEのサブドメインが内部名

== 関連 RFC ==
 * http://RFC/rfc1912.txt RFC 1912: Common DNS Operational and Configuration Errors
 * http://RFC/rfc2181/ RFC 2181 :Clarifications to the DNS Specification