= DNS/返答/NOERROR =
<<TableOfContents()>>

もっともあり得る返答だが、分析は面倒だ。
-- ToshinoriMaeno <<DateTime(2018-02-17T08:50:48+0900)>>

== NoError 返答の分類 ==
NoError返答は四つに区別される。排他的である。(問い合わせ名に関して:[[DNS/RFC/2181/s10]]

 1. CNAMEであった。(問い合わせタイプがCNAMEではない; NOERROR返答に限らない。)
 1. answerあり (AA flag, Answer Seciton; CNAME typeの問い合わせを含む)
  . any type query の返事も含まれるはずだが、詳細は未調査
 1. no data (AA flag, +SOA)
 1. referral (AA off, + Authoriy Section NS)

最近見かけたもの:
 answer, authorityとも空のもの。(本来返事をすべきではないか、SERVFAILを返すような状況)
   なにを使っているのかは不明。

責任のないゾーンについての問い合わせ。

== NoError返答の意味 ==
前野は以下の名前で呼ぶことにした。

 1. [[../CNAME返答]] (qtype はCNAMEではない。qtypeが一致するレコードはない。)
 1. [[../有効返答]] (qname, qtype が一致した返答RRSet) CNAME typeのレコードはないはず。
 1. [[../NoData]]返答 (qnameに一致する名前は見つかったが、qtypeが一致するレコードはない。CNAMEでもない。)
 1. [[../参照返答]] (あえて、委任返答とは呼ばない)

[[DNS/RFC/2181/s10]] 10.1. CNAME resource recordsには以下のようにある。

{{{
 + one CNAME record exists, optionally accompanied by SIG, NXT, and KEY RRs,
 + one or more records exist, none being CNAME records,
 + the name exists, but has no associated RRs of any type,
 + the name does not exist at all.
}}}
3つのsectionにどういうレコードを入れてよいかは、今後検討する。 -- ToshinoriMaeno <<DateTime(2016-07-23T23:45:46+0900)>>