1. DNS/浸透待ち
このページも古くなったが、状況はさらに悪化しているように見える。
DNSの仕組みを理解しているひとの比率は低下する一方のようだ。-- ToshinoriMaeno 2022-09-22 01:17:31
tssさんが「浸透いうな!」運動を始めて五年が過ぎようとしているが、 twitterでは「浸透待ち」をいう人がいる。ネタにするひともいるが、協力者は少ない。
1.1. DNS浸透待ち問題
「DNS浸透待ち」という言葉は「客を騙す悪質な業者」をあぶり出す効果があるので、それを評価したい。
とも思うので、言わせておくのでもいいかとも思う。
しかし、騙された利用者が他の利用者を騙すというまずい状況も起きる。
JPRS関係者
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/special/514853.html
- 「ウェブ担当者のためのDNS基礎知識」 は釣りタイトル
- webに関わる人必須」とまで言うひとがいるが、結局は勉強不足
https://twitter.com/beyondDNS/status/178149715634962433?s=20
1.2. 移転の技法
DNSサーバの移転とwebサーバの移転とは分けて行いましょう。レンタルサーバー/同時移転はやめよ
- DNS権威サーバという言葉をご存知ですか。
権威サーバの「正しい移転方法」などというものは初心者は気にしなくてよろしい。
JPRSが問題を複雑にするような状況だけを取り上げて解説するのが悪い。
- 今となっては、この文書が問題発生源と言ってもおかしくない。
-- ToshinoriMaeno 2016-09-21 09:08:02
移転に時間がかかることを気にするひとはいないのだから。
1.3. 理由の推測
どういう理由で使っているのかに興味がある。
- 新規ドメイン名レコード(A)の登録とネガティブキャッシング効果
- 15分程度を遅いと言うか。
- DNSサービス業者での設定が権威サーバに反映されるまでの時間
- さくらDNSサービスだと一時間かかることがある。
- TTL: 利用者が使っているキャッシュサーバに残っている時間
- 最近は1時間程度か
- 権威サーバの移転 (当初の想定)
- 単にDNSサービスだけを移転するなら、現在なら問題は起きないはず。
- web サービスの移転だけでなく、メールも移転。それに加えて、DNSサービス業者も変更という最悪の手順
- これがありそう。
- アプリのキャッシュ説 キャッシュと呼ぶに値しないが、DNSの問題とは言えない。
1.4. 権威サーバの移転
- DNS権威サーバの移転に時間がかかる。
不良キャッシュサーバ (dnscache, 古いBIND など) をISPが提供しているのか。多分ない。
- 不良キャッシュだったら、待っても解消しない可能性が大。関連レコードがぜんぶ消えれば解消するが。
JPRSの言う「正しい移転方法」などは必要ない。(DNSSECの場合はもっと複雑)
OCNのようなキャッシュ兼用DNSサービスに登録していたドメインを転出させたが、 古いゾーンを残したままで、キャッシュはOCNを使い続けている。(ないとは言えない)
- ゾーン転送不良 一番ありそう
-- ToshinoriMaeno 2012-11-22 04:54:28
TTL時間待つ必要があることを知らないひとという可能性が大という説
- DNSに無知? そんなひとがDNSレコードを設定しているのか。
業者によってはTTLを変更(設定)させないところがあるのかも。
- 「DNS浸透待ち」: TTLを知らないDNS管理者はなぜ生まれるのか。DNSサービスの闇
なぜ「DNS浸透待ち」と言いたがるのか、 それを研究してもらった方がよさそう。インターネット崩壊の背景解明のため。
-- ToshinoriMaeno 2012-11-22 11:35:44