1. DNS/サーバー移転
Contents
ゾーンを受け持つDNS(権威)サーバーの移転を検討する。
移転しないのがよいが。/移転するな
https://x.com/beyondDNS/status/1705569655094730852?s=20
1.1. なにを移転しているのか
ウェブサーバー移転 DNS/web製作者のためのDNS入門/サーバー移転
https://twitter.com/asagaolaw/status/1507660831869521923?s=20&t=kec-suZcDW78nVCE3sKtkQ
webサーバーなどの移転でよくある手順説明はトラブル(いわゆる「浸透待ち」)の元である。
<DNSサーバー>の変更は単独に分けて行うのがよい。/JPRS手順もよくない。
- webサーバーのサーバー証明書の設定も問題になる。(特に更新作業)
ここではDNSサーバー(ネームサーバー)だけを移転する手順を検討する。/NS移転
DNS/1/コンテンツサーバ/移転/JPRS手順 と比較してみよ。
/リゾルバー動作をよく理解することで、正しい手順が見えてくる。
1.2. 移転には時間を要する
切替後も移転元DNSサーバーへの問い合わせはやってくる。/リゾルバー動作
- 理由のひとつは上位登録されたNSレコード(+glue)のTTLである。
- ccTLDレジストラ/レジストリではこのTTLの変更を許しているところは少ない。
このTTLが満了するまでは旧サーバーへの問い合わせがあると思わなくてはいけない。
旧サーバーの返答が古いままであると、<変更されない>と嘆くことになる。
旧サーバ上でNSレコードは変更しても、使われないかもしれない。(説明は簡単ではないので、ここでは省略)
1.3. 移転元のレコード設定が不自由な場合
NSレコード設定ができない業者を見かけたことがある。調べてみたら、ほとんどの業者で制約がある。
- TTL設定(変更)ができない業者もある。(説明がないだけか)
webサーバーのIPアドレスを設定できないものは見たことがないが、あるかもしれない。
このような業者を使っているなら、さっさと移転することを勧める。
1.4. 参考
DNSサーバの変更の際の手順。 https://wp.kaz.bz/tech/2013/04/15/1606.html
DNSがよくわかる教科書 単行本 – 2018/11/22
CHAPTER12 権威サーバーの移行(DNSの引っ越し) 01 ホスティング事業者の移行に伴う権威サーバーの移行 02 DNSの引っ越しにおいて考慮すべき項目 03 本来あるべき引っ越し手順 04 権威サーバーと他のサーバーの移行を同時に行う場合
1.5. ココナラ
WordPressの移転なら安く依頼できそうだ。
「ワードプレス サーバー 引っ越し」の検索結果
5000円くらいから、頼めるようだ。